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関東甲信越静里親研究協議会に参加

7月7日、8日開催された里親研究協議会に参加しました。もう里子は解除になっているのでなかなか参加の機会がありませんが、埼玉で開催なので参加してきました。

里親制度は近年急激に制度が充実していきました。本来里親など必要ない社会が望ましいのでしょうか、ひとりひとりの子どもを大切に育てていくこの取組みは大変重要な事だと思っています。次の段階は里親の必要ない社会をめざして、改めて社会が子育ての大切さを認めていく方向に行かなければならないと思います。

初日は鎌田實さんの講演がありました。人間の生が母親の子宮の中で地球の進化を経て出産してくる事やだからかけがえのない一人なのだと言う事や、ミトコンドリアイブ、全ての人類のDNAがアフリカの1人の女性にたどり着くなど、とても興味深いお話でした。

その後私は第一分科会「地域の理解と子育て支援」に参加しました。どなたも地域の方々にはとても理解していただいてきたとのお話でした。「里子を育てる上では里親としての悩みがあり、それを共有するためには地域にもっと里親を増やして欲しい。里親は里子が来て初めて里親になり育つので里子が来てからの支援が重要ではないか」と言いましたが、「大変厳しいご意見で・・」と言われてしまいました。

静岡市では生後間もない里子をベテラン里親が数年保育をした後、若い里親さんにつなげていくと言う取組みが報告されました。里親同士の連携もとれ、ベテラン里親(?)も数年であれば育てる事ができるし、とても良い制度だと思いました。乳児院が必要ないとは言いませんが赤ちゃんにはまずはひとりの親がいる事が重要です。ゆったりとした時間の中でしっかりと自分の居場所を持つ事が心の安定になり、将来大きく飛び立つ事が出来ると思います。人間の成長には愛着形成がもっとも必要な事です。

親御さんがいても放置され、行き場のない子どもが多くいます。本当に危機的な状況です。現在の里子には両親のいない子はほとんどいません。「家庭」が築けていない事で里子になるのです。このような不安な子どもたちを増やさないためにも暖かい家庭を築くためにも「家庭における子育て」にもっと力を入れるべきと思います。

8日は元里子の4人の方々から体験談をお聞きしました。子どもたちは私たち大人が考えるよりもっとしっかりと現状を見つめ理解し考えている事を改めて感じました。そして自ら現状を乗り越えていく、本当に子どもは素晴らしいと思います。いろいろ考えさせられた2日間でした。

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