「道路は車だけのもの?」
昨日5日、練馬区で開催された「みちづくりに新たな視点を」小場瀬令二さんの講演を聞きに行きました。ヨーロッパでは道路もシェアドスペース(共有空間)の考えで活用していく、道路に横断歩道も、信号もなくアイコンタクトでどんどん横断していくのだそうです。
ヨーロッパではこの考えは広まっていてイタリアに旅行した方の報告もありましたが、まさしく駅を出ると広場のようになっていてどう渡って良いか戸惑ったが、人々は何事もないように渡っているとの事、電柱はなく空がとてもきれいに見えると話されました。
ビデオの映像もありました。車の通る中思い思いに道路を横断していました。事故の場合は全面的に車の責任となり、決してスピードを出せない社会が作られているようです。
今までハードの面で人と車を分離する事ばかり考えてきましたが、「共有空間」の考えでいけば和光市のように狭い道路を何とか解決する事が出来るのではないかと思えてきました。とても興味深い講演でした。和光市でも道路勉強会を再開しなければならないと思えてきます。
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コメント
聞きにいきたかったです。歩道の整備が進んでいる北海道に暮らして、道路が殺伐としている感じがして、歩車分離だけが歩行者にやさしいのか、と思ってきました。「和光市のように狭い道路を何とか解決する事が出来るのではないかと思えてきました。」というのが良いですね。朝霞も同じです。
投稿: くろかわしげる(朝霞) | 2012年10月 6日 (土) 10時33分