「発送電分離」?!院内集会
議会の会期中ではありましたが衆議院議員第二会館で開催された「発送電分離」の集会に参加してきました。国会内で開催されていた「電力システム改革専門委員会報告書(案)」が2月提出されました。経済産業省・資源エネルギー庁電力市場整備課調整官の安永崇伸氏による報告書の説明があり、今後2年かけて第一段目「広域系統運用機関の設置」、翌年第2段目で「小売参入の自由化」、更に2年以降「送配電の中立化、料金規制の撤廃」との計画が示されています。
その後WWFジャパンの小西雅子氏の「規制組織が重要、原発再稼動を握ったまま新しいエネルギー政策は疑問が多い、国民みんなで注視して行かなくてはならない」とのコメントがありました。その後の町田徹氏のお話では「生ぬるい! 発送電分離はもっと早くできるはず、再稼動を温存しているからに他ならない。原発は止めても廃炉、放射性廃棄物など民間では対処しきれないものがある。まずは原発に頼らないエネルギーにシフトする事を明確にする事が不可欠だ。」町田氏は脱原発論者ではないが、コストを考えると莫大な料金となってしまう。料金で競うと原発での発電は難しいと感じると言っていました。
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