和光の自然

春は野草の賑わい

01 旧川越街道の白子坂を車で下っていました。ふと坂の擁壁上部を見るといつの間にかウラシマソウの群落がそこにありました。

ウラシマソウはさといも科ですが毒草です。新倉ふれあいの森でも保全されていますが、コブラが鎌首をもたげた様な姿で、藪中で突然出会うとギョットします。

和光市でこんなに見る事ができて嬉しいですね。

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ニリンソウだより

Nirinsou01 今、大坂ふれあいの森には春植物が次々咲きそろっています。ここに自生のニリンソウが2株もあるのを昨日の調査日に始めて見ました。自然に溶け込んでとても可憐です。

また先日、3月議会報告を配布していましたら白子3丁目の住宅街の軒下に一株のニリンソウを見付けました。よく見るとどれも台座のような葉から2本ではなく3本の花が出ていました。

ニリンソウではなくサンリンソウ?これをフリンソウと言うそうです?

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コケを登録してきました。その2

和光市の2ヶ所の湧水地で確認されている「カワモズク」。絶滅危惧種ⅠAに分類されている紅藻類なのです。

1月ほど前にお知らせしましたが、いくつかのコケを長瀞の「自然の博物館」に登録しに行った際に、「カワモズク」は標本が無いということで、今回の標本を喜んで受け取っていただきました。

02  カワモズクと言うので昔は三杯酢で食べたのでしょうね。なかなかおいしそう?

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ふれあいの森…悲し

3月議会も終了し、ほっと一息ついたら、桜のつぼみが今にもほころびそうですね。

すっかりご無沙汰していましてすみませんでした。いろいろ思うところあり、あっちこっちと調査などしていました。おいおいこちらでお伝えしていくつもりです。

さて、都市化した中に緑地を保全するためのふれあいの森です。和光市には6ヶ所地主さんからお借りしているものがあります。

ところが和光市では指定すると同時に高木の伐採、下草の除去が始まります。せっかくの豊かな自然のままのこずえが、情けない姿にされてしまいました。和光市の環境課の趣味か?市長の好みか?私にはまったく必要のない作業としか思えないのです。Photo

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コケを登録してきました。

Photoまだ雪の残る長瀞に行きました。和光市で見つけたコケたちを標本にして 持って行き、「自然の博物館」で登録してきたのです。「コウライイチゴケ」「ウキゴケ」「コツボゴケ」です。写真は「ウキゴケ」です。

博物館で登録すると、公式に半永久的に記録されることになります。

「カワモズク」も標本ができたら登録してきます。埼玉県では「カワモズク」の標本が無いので嬉しいと言っていただきました。

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コケが大好き

011_2 いきなり話題を変えますが、私は環境保護の活動を長くやってきています。今も市内外の環境保護活動に参加しています。

今回ご紹介するのは和光市内の湧水地で見つけたコケの写真です。白子の大坂湧水地を、去年の7月から保全のために調査しています。雑草の茂る下にたくさんのコケ類が生息しています。

先日千葉県中央博物館の古木達郎博士に見ていただきました。

中に「コウライイチゴケ」という環境省の絶滅危惧種Ⅰ類のコケがあることがわかりました。適度の湿地がこのコケの生息を守っています。

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